猛毒のある貝!海の危険生物アンボイナガイ
アンボイナガイはイモガイの仲間で猛毒を持っています。
その毒は強力で、1匹のアンボイナガイの持つ毒で30人の人間が死んでしまう程の毒量があるみたいです。
毒の強さはコブラの37倍の強さです。
そんな超危険なアンボイナガイは実は日本にもいます。もともと沖縄などの比較的温暖な海にいる事が多かったのですが、最近では本州の磯や浅瀬などにもいる事があるので注意が必要です。
奇麗な貝がいると思いうっかり触ってしまうと命に関わる大変な目にあってしまうかもしれません。
現に確認できただけで今まで30人以上のダイバーがこの貝に刺され8人の人が亡くなっています。
原因が特定できたのが30人なので、実際にはそれ以上のダイバーが犠牲になっていると思われます。
そんな恐怖の貝、アンボイナガイに刺されると、最初はそんなに痛みがないですが、時間がたつにつれて痛みが増してきて激しい痛みに、手足や口のしびれが出てきてさらに重篤化すると全身運動麻痺になり呼吸困難になります。
まさしく殺人貝です。さらに恐ろしい事に病院にはこの貝の血清がないそうです。
なので病院では人工呼吸器などは使い、人間の毒治癒力に頼った治療しかできない見たいです。
こちらがアンボイナガイの映像です。
動画ではハゼの仲間と思われる魚を1刺しして食べています。魚もまさか貝に食べられるとは思ってないのでしょう。
アンボイナガイはイモガイの仲間だと書きましたが、このイモガイ、形が里芋の形に似ているからこの名前がつけられたそうです。
この毒がある矢みたいなもの(歯舌歯)というものを吻の中に隠し持っていて獲物を見つけると突き刺します。
魚を捕らえた所、
刺されると魚の場合は即死する位の毒だそうです。
あぁ恐ろしい…。磯場などで子供がこの貝を触ってしまったらとか考えると恐ろしいです。
親御さんは注意してください。
スポンサーリンク